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八幡浜 菊池清治邸

伊予市だけでなく、瀬戸内の小さな町にある何処の町屋も住人が居なくなり廃墟と化している。表面はそこそこに保存されているように見えても一歩中に入ると日本家屋の特徴である瓦のずれや内樋からの雨漏りの放置で、主要な柱や構造体が腐食、復元も難しい状況になっているケースが多い。この菊池邸もそうである。町の勇士が汗を流し掃除をし、どうにか人に見せれる形に、日本最古の自転車を里帰りさせ22日から25日までこの自転車展を開催することができた。
町の宝は、戦後普請としてのこだわりも無く建てた建物群ではなく、こういった江戸、明治、大正、昭和、平成と受け継いできた町の文脈を呈する歴史的生き証人が居なくなった時点で大きな損失となる。
見学者は、この町屋の現状を観てどう感じて帰っていったのか、誰が発動して、所有者の理解も得ながら、町屋の利活用、修復を行うのかを、考えた人がいるのだろうか。民間の手ではなかなか資金の問題で難しい、早く行政のめすが入り歴史的景観の保存地区、形成地区に指定し町の財産を守る政策が議論されることを望みたい。

海運で栄えた八幡浜の町を代表するとも言える菊地家は、今も市内浜之町に面して、当時の面影を偲ばせている。江戸末期から明治初年にかけて建てられたと伝えられる。
七代目菊池清治は、大正期に八幡浜町長、市となってからは戦後初の八幡浜市長となり、名誉市民となった。市長在職期には、後に日土小学校などモダニズムの学校建築を多く手掛けることなる松村正恒を採用し、常に彼を擁護した。
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屋根の上にアコウの木が根を張り、気根が1階の床下まで根を伸ばす。
アコウは別名絞め殺し木ともいい、暖帯南部から亜熱帯に分布し本県においては宇和海に面した地域と瀬戸内海では、佐田岬半島のところどころに群落を作り、また単生しています。三崎のアコウ樹は、自生の北限とされ、また巨木として、7株が指定されました。現在は、4株ですがこの木の特徴は「気根」という無数の根が空間に奇観を呈していることで、その形がタコの足に似ているところ
から別名「タコの木」とも呼ばれております。
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岡崎直司氏たちボランティアが見学者に蔵の説明を。
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東棟2階道具庫から内庭を見下ろす。
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東棟2階広間の茶室 炉もきられていた痕跡が炉ぶちは外れているが、炉材は残っている。床周りの設えは主要なものは外され、無残にもフスマ表が剥がれている。天井も珍しくフスマのつくり、下張りとも剥がれ落ち、下地の杉板が露出していた。現役の頃は立派な数奇屋の広間の茶室として使われていたことが伺える。
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日本最古の自転車が里帰り
車体は鉄製で、スポークは木製。後輪の車輪直径は約1メートル、前輪は約37センチの1人乗り。2本のレバーを両手で交互に動かして走行する。前輪は足で操作する仕組み。
1860年~1870年代に作られた。
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1818年ドイツのドライス男爵が発明。全て木製、またがって地面を蹴るという構造。ヨーロッパの金持ちの間で、新しい遊びとして流行ったそうです。
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オーディナリー:1880年頃になると自転車レースが盛んになり、より早く走るために前輪をどんどん大きくしていきました。曲芸用のような自転車、石畳の上でよくこんな自転車でレースをしていたものだと思う。
日本ではオーディナリー型自転車のことを一般にダルマ自転車と呼んでいる。この名前の由来は、ちょうどダルマさんを横倒ししたときの形に似ているからである。ダルマは言うまでもなく中国禅宗の祖とされる高僧。インドに生まれて、470年ごろ海路中国に渡り、嵩山(すうざん)少林寺で修行した。彼の座禅する姿からダルマという人形がうまれ、その後この人形はご利益があると言われるようになり人々に大変親しまれるようになった。




Today's CD
Closer [Import, from US]
Beady Belle
Album Details
Beady Belle, Norway's uber talented Jazzland outfit return to bless music lovers with the stereophonic journey into 'future jazz' & song. 'Closer' couldn't really be a better title. Closer to the essence, the group's effortless melodic magic - and closer to the gift behind the remarkable and innovative Beady Belle. Beady Belle's 3rd outing, follows on from the debut 'Home' (2001), and follow up 'Cewbeagappic' (2003). The album also features musicians from Beady Belle's live setup; Jorn Oien on keyboards and Erik Holm on drums. Universal. 2005.
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by takechihome | 2011-04-26 22:56